10月便り

合掌

肌を刺す様な酷暑も過ぎ去り、秋の訪れを感ずる季節になりました。

日本青少年更生社、御覧の皆々様、お元気ですか?

暑い夏が、終えると思えば、天地震災、世界にも、天地異変の、災害が頻繁に起こり、

過去百年の歴史の中の、異常気象で御座います。

これも人類が、文明の発達と共に自然破壊の天罰で、御座いましょう。

現況の日本の政治家たち、国民を、県民を、まったく愚弄した、自己のみに徹するところ多く、誠に立派とは言えないリーダーの、存在意識が無意味とする、富山県会、市会の面々たちである。誠にこの様な、人達が民意を代表し、政治を行っているとは、呆れ変える次第で御座います。

使命の高さに気が付かない、愚かなる政治家たち。

昭和以来の人たちが、戦後築いてきた民主主義が、如何なるものかと考えさせられる。

そして、テレビニュースを見るたび、人間としては到底考えられない、凶悪な犯罪が増えた事に、驚きを隠せないので御座います。

身体障害者は、この世には存在価値がないと言い、この世から抹殺しなければならないという考えが、(殺人)と言う、犯罪に悠々として行う人間がいるのだ?

この世に、自らの意志で、身体障害者に生まれてくる人はいない。

人は誰しも、この悠久の宇宙の中で、ただ一人、限りの命を持って生きている。

天が与えたこの生命を、他人が生命の決定権を決める事は、出来るのだろうか。

生命は、皆々一体の一つの身体の天命を宿して、この世に生まれてきているので御座います。

私は、現在の凶悪な犯罪、子が親を平気で殺し、人間として、おおよそ考えられない犯罪が、後を絶たない、その善悪を判断する、人間性に欠如をしている。この意味はなんだろうか。

心の、病む犯罪者を更生させるということは、本当に出来るのだろうか。

今私は、心悩む次第で御座います。

 

人間としての人生観は、人の身は、父母を本とし、天地を初とす。

と養生訓を 貝原 益軒 儒者著書

 

 

 

 

 

「人の身は父母を本とし、天地を初とす。天地父母の恵みを受けて生まれ、又養はれたるわが身なれば、わが私の物にあらず。天地のみたまもの、父母の残せる身なれば、つつしんでよく養ひて、そこなひやぶらず、天年を長くたもつべし。是天地父母につかへ奉る孝の本也。身を失ひては、仕ふべきやうなし。わが身の内、少なる皮はたへ、髪の毛だにも、父母にうけたれば、みだりにそこなひやぶるは不幸なり」

 

 

この一説を、二十人もの尊い命を奪った、植松 聖 君に、読ましてみたいものです。

前代未聞成る、偏見と差別を、この様な事件に行動をした、私は君に怒りを感じます。

君こそが、この世から去って下さい。

今年、あと数か月のみになりました。

私からは、この事件を起こした、彼の毀傷を問う。

最後に、日本青少年更生社の友好団体、姫路市、五仁會代表、竹垣 悟氏が、

平成二十八年 十月五日 AM 755 山陽放送(ドキュメンタリー)のメッセージと言う番組に於いて、現況の反社会勢力の、抗争事件を懸念し、日本古来の任侠道の神髄を説いた。

私も、竹垣代表とは、犯罪更生者の定職と帰住を助力する、団体であり、竹垣代表に、敬愛の念を示します。

共に、社会正義を唄い、平和で明るい、豊かな社会作りを、物まねでも良い、やらなければなりません。

竹垣代表の、声を高く、侠客精神を、今の反社会勢力の人々も、一つ考てみてくださいませ。

では、とり止めない、十月の便りになりましたが、日本青少年更生社は、行動と理念を、はき違えることなく、精進致します。御機嫌よう。

 

                      愚僧 西山 俊一郞

 

                   平成二十八年 十月 五日

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コメント: 2
  • #1

    NPO法人五仁會代表 竹垣悟 (木曜日, 06 10月 2016)

    いつもながら西山会長の言葉が身に染みます。
    「弱者救済」こそが仁侠道の原点だった筈が 今は暴力団と呼ばれる.
    この道理を考え 今こそ「暴力団は侠客になれ」と 声を大にして云いたい。
    西山会長 今後とも友好団体として宜しくお願い致します。

  • #2

    シラサワヒデキ (金曜日, 07 10月 2016 14:15)

    先日はご縁有難うございました。
    お怒り+ご憂慮はごもっともだと思います。

    物質的な豊かさを求めることが幸せの手段だと思ってきた戦後。
    その歩みは大きな生きる糧となっていたことは事実ですが、それは絶対条件ではなく、必要条件でしかないということが身にしみる昨今。

    生きる上での核となる絶対条件とは「聖真善美」を尊び、求め、歩むことなのでしょう、きっと。それは言葉を変えれば任侠道ということにもなるのでは?と気づかせていただきました。

    「頭」ではなく、「行動」でその道を歩む皆様に敬意とともに、自分なりの歩みを凸凹:)楽しみながら続けていきたいと思ってます。

    今後とも宜しくお願い致します。
    ますます、お元気で!!!





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