想い

合掌

 

春の訪れが、瀬戸内の山波に桜花山野満の季節に相成りました。

皆様お元気ですか。

更生社のホームページブログを、常に見て戴いている各位皆様方に深く感謝申し上げます。

 私は犯罪更生者の情操教育を論語を以って、教育致しております。

(少林寺拳法の教儀と共に)

「子、四を以て教う。文・行・忠・信」孔子は四つの教育目標を立て指導したと伝えられています。

私も、孔子の教え、正しい釈尊の教え、実践・誠実・信義の四つの道を教育のカリキュラムとして行っています。

この短い文句の中に人間としての生き方があります。そして、更生する者も志を忘れてはいけません。

人生の生きる活の目的を自分自身で作ることが大事な事です。

人、世に生まれてある時、「道に志」人として踏み外してはいけない戒律があります。

論語に曰く「朝に道を聞けば、夕に死すとも可なり」一日を漫然として、歩むのではなく志を持って下さいませ。

更生社はその道標の案内人として目指してゆくので御座います。

 次に「徳を積む」「徳に據り」とす処意で御座います。

道を求め、いくら崇高な理想を持っていても他人に対して不快な思いを察し痛め与えることでは意味がありません。

人が人として持てる正しい力「力愛不二」でなければなりません。

金剛禅総本山少林寺を開創なされた 宗 道臣大禅師は敗戦の国、日本の焼跡を見て、道を求めて仁(思いやり)慈悲の中に徳を積める人造り人の上に立つ指導者を育成する事で日本の将来に夢見たのです。

 私達、開祖 宗 道臣大禅師の教えを体現し犯罪更生者の道に志させひとつの道を探求しながら求道の高い品格と悠然とした人造りを模索しております。

 今日、立派なる事ばかり書きましたが、己れの頭とお尻と恥をかかない様一流と呼ばれた偉人のお姿を思い浮かべ生涯学習と胸に刻み私達の日々の修行と致します。

 東京オリンピック招致のプレゼンター滝川クリステルでは御座いませんが、私達、犯罪更生社者も社会に「おもてなし」が出来る様、今の自分から一歩進み出て強固なる意志と勇気ある行動力(拳禅一如)を修学として行きたいと心からお誓い申し上げます。

 金剛禅総本山少林寺の教え、開祖の想い社会に役に立つ人造りに日々精進してゆきます故、日本青少年更生社に暖かい愛の手を差しのべて下さいませ。そして日々活かされているこれに感謝の灯として歩む。

在天の祖師達磨大師我らを守りたまえ。

 

     南無ダーマ

子 曰わく、道に志し、徳に據り、

    仁に依り、囈に遊ぶ

          述而篇

NPO法人日本青少年更生社

金剛禅総本山櫛梨道院

 

    西山 俊一郞

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コメント: 1
  • #1

    五仁會 代表 竹垣 悟 (金曜日, 04 7月 2014 11:12)

    久しぶりにブログを拝見しました。
    以前読んだ時にも感じた事ですが、改めて読み直すと少林寺の真髄が見えて来るようです。
    我々 五仁會も、仏の教えを取り入れて活動しております。
    お互い手を合わせて、世のため、人のために頑張りましょう。 合掌

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