合掌
朝に聞こえしコオオロギの声、スズムシの声色にすがすがしい朝を迎えられる良き季節に相成りました。
更生社のホームページを御覧戴いている皆々様には、大変、お世話になっていることです。私も、5月7日の膝の手術から3ケ月間、療養生活を余儀なくしておりました。現在もリハビリ中でありますが、身体はすこぶる健康にて日々精進しております。少林寺拳法も武道専門学校、略して武專といい、現在、私は研究院に属し、まだまだ、発展途上の修行の身であります。
9月28日、月例武專講座に出席致しました。本山事務所の前にて、一番に顔をお会いした講師先生に合掌礼を終えると同時に、「なんとあれ?!」「西山さん、NHK(決断)の番組を見せてもらいましたよ。」と話しかけられ、なんと、本山の重役先生も見ておられたのかと思い、喜ばしい思いでした。先生は、愛媛県の某高校の校長先生で、昨年、退職なされ今もなお、教育界のお仕事をやられています。少林寺拳法の講師としてもバリバリの硬派であり、決して日教組ではありません。先生曰くは、「西山さんのやられている更生保護運動も、金剛禅総本山の教義とテーマである社会に役に立つ人づくりであり、今、社会に求められている重要な問題です。まして、市井の無頼者、犯罪更生者の場合は、普通一般人と比較すれば、どうしても中傷批判が多い人達であり、家庭環境の恵まれない人たちが多い事と思いますが、大変、色々と苦難があろうと思いますが、頑張って下さい。」と励ましの言葉を頂いた次第であります。先生も、教職時代の過程の中でねじれ者も多く青春多感な生徒達を教育・生活指導をしてきた人でもあります。ねじれ者の気持ち、精神状態をあらゆる角度から視考し、教育されたと思い、全く、今の私と同感の意であります。大変、この人造り、更生保護に共感を頂き、お褒めの言葉として、これから将来あらゆる困難と苦難を乗り越え、犯罪更生者達と共に、更生の道を求道として、先生のお言葉に感謝感謝の気持ちで一杯で御座います。私の人生は、幼稚園の頃より、仏のような田淵先生を困らせ、泣かし、わんぱくなのも程があるぐらいの、幼稚園児でした。小学校入学のときは、入学式をしている最中に悪太郎とつかみ合いの喧嘩をし、入学式どころではありませんでした。高学年になると、嫌な掛け算と音楽の授業で、毎日、居残りされ、しまいには子供ながらにも頭が切れてしまい、机の蓋を先生にぶち投げるなど、とんでもない行状でありました。中学生に入っても、毎日、勉強もせず、水泳と少林寺拳法ばかりをして、全く、どうにもならない中学生でした。それでも、一応、高校に進学して、高校の教科別の気に入らない先生とつかみ合いの喧嘩沙汰。学校にいられるような生徒では全くなし。そして、先生に褒められることのない半生でした。その私が、教育者の一人者である先生に褒められるなど、65年の人生で、びっくり仰天のニュースでございます。
これからの半生も、命尽きるまで師の教えを守り、この更生保護運動に全身全霊をかたむける次第でございます。
「鳥の将に死なんとする
その鳴や哀し
人の死に死なんとする
其の言や善し」
合掌
愚生 西山 俊一郞
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NPO法人 五仁會 竹垣 悟 (火曜日, 30 9月 2014 16:55)
いいねぇ〜
加藤隆司 (水曜日, 01 10月 2014 07:16)
ホームページ見ました、全くそのとうりでした西山会長の生き方に頭が下がります私も少しでも西山会長に応援したいたと思います、宜しくお願いします