合掌
今年も、暑い暑い夏が参りました。
日本青少年更生社を常に支援して頂いている皆々様、お元気でしょうか。
愚生も、日々精進更生保護運動に、尽力しています。
犯罪更生者が立ち直るには大きな人間として考えなければならない事に、まず気付いてほしいのです。別に大袈裟な事では無いのです、その人が気が付くか気が付かないかで人生の目的、更生の道が見えるのです。釈尊は人々に、人間として生きる道を説いたのです。仏教的な定義も明確にし、人間としての生まれ持った能力を、必要に使うことです。(人間は万物の霊長)
釈尊は、仏教を説く事に人々の心を教化して来たのです。生きて行く限り良い心を育成し、日々に己の事だけに執着せず理性に基づく努力をして、人の正しい行為が幸・不幸になるんだよと教えたのです。犯罪更生者の更生も法門仏弟子と同様、人の生きる道徳をしっかり修養し、人が真に歩むべき道を教える更生社で一環とした教育で御座います。現況日本は少年の巨悪犯罪が、日常茶飯事の様に横行し一体どうしてこの様な、社会になったのか教育者達の心を痛む時代で御座います。
本来人間はエゴイストであり、自分さえよければ良い他人の事など無知関心なく、己こそ己だけの事のみで御座います。それは間違いなんです。(教育大切ですね。)釈尊が説かれた人生観は、六法礼拝を護る生まれて来た限り、人は幸福に至る社会に為になる道を目指し、幸福感に満ちた人生を自他共楽の真の成功の道で御座います。(己こそ己の寄るべ己をおきて誰に寄るべぞよく整えし己こそ誠得がたり寄るべなり。)誠、少林寺拳法の教えは正しい人の教育である事を今、身をもって私は感ずる今日で御座います。更生社の公館完成も終わり、後お披露目の日の用意にて着々と進んでおります。皆々様各位の常日頃の御協力の賜と感謝する次第で御座います。
合掌
愚生 西山 俊一郞
追伸
神戸地区責任者 岸本 怜君来社して私の講習を二時間聴講し関西一円の矯正施設より受け入れ体制を整え更生保護運動を始動開始致しました。
このホームページを御覧頂いている更生を求め、生れ変る更生者よ無門の道に尋ねて下さい。
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