ちょっと一言
合掌
七月十八日、この四国地方も、梅雨が明けました。
これからが、本当の、暑さとの戦いですね。
そして、暑さの中、恒例の高校野球が、始まります。
なぜこの一言を、申し上げますことは、偶然にも、私が常に尊敬しております。
慶應義塾大学、商学部教授、中島隆信先生より、一冊の本をプレゼントしてくれたことに、始まった事なのです。
題名、「高校野球の哲学」なんですよ。 (東洋経済新報社)
この本の、二○八ページを、皆さんよく読んでください。
最近、覚醒剤事件で、野球少年の夢を壊した清原君に、是非とも読んでもらいたいものです。「高野連を批判するのは、実に簡単である。どれか一つに着目し、ちゃんとやっていないじゃないかと、話せば済む話だからである。」
もう一つは、批判の内容が、本質的に関わる、議論になっていない、という事だ。
教授、曰く、プロ野球選手は、「夢を与えるのが仕事だ」と言い、高額の年棒、高級車、高級時計などを、誇らしげに見せつける、番組を放送しておきながら、その一方で、そのプロになる為に、通過しなければならない、禅寺の修業の様な、高校野球を、純心だと褒め称える。(メディアも色々手をしますなぁ。)
将来プロ野球の選手を、目指すのであれば、高校生のうちからプロの生活について、理解を深めておくべきだろう、と、中島教授は、指摘する。
「先生、本当ですよ、一番大事な事を、プロになればなるほど、忘れては駄目なんですよね、先生。清原君が、この教えを守らなかった、悪い手本の番長でしたね。しかし清原君は、善人ですよ。一億人の日本国民の、テレビで、更生を誓いました。私も、清原君の更生に何かあれば、お手伝いをしてあげたいと、本心から思っております。」
まして、PL学園が、廃部にもなり、今、清原君の更生を日本中の野球ファンが、見守っています。清原君、頑張ってください。
本当の、野球少年のヒーローであってほしいと、願い、メディアの方々も、高野連の皆様も、諸般の事情も、数々ありますが、アメリカンドームの夢を、持たすのも良い事ですね。
でも、犯罪を作る野球は、いただけませんね。
清原君、貴方だけではないですよ。
これからの野球を求むる若い世代も、ポケモン探しも良いでしょう。
でも、一番に、良い人生の、道標を探してください。
(更生社のホームページが教科書です。)
中島教授も、仰ってますよ、本気で批判するなら、しっかり批判して、新しい野球を作ってください。(それが世の為ですよね)
私の一口
野球を観覧する人々は、お金を払ってますよね。(お金って大切ですよね。)
感動を与えて下さい。(PL学園は、最後まで、男前でしたね。)
少し嫌味にも、成りましたが、嫌味ではありません。
お許しの程を。
ある田舎の愚僧より
追伸
中島教授著書、「高校野球の経済学」、文中より、引用する。
コメントをお書きください
NPO法人五仁會代表 竹垣悟 (火曜日, 19 7月 2016 23:05)
いつもホームページを拝読して思う事は 西山会長の言葉の魔術です。
今回の野球関連の話も 清原選手の話も筋の通った話しです。
今後も更生社のホームページを楽しみにしています。