四国山中狐里庵にて

 

今春、今なお厳しい寒さの中、

四国善通寺より、発信致し候

 

日本青少年更生社の、更生保護運動の活動が今年に入り、早々と2名の賛同者が入会して戴きました。

(頑張ってね)

 

本来、「更生とは何か」甦り生れ変るということの、

一言に尽きない想いでございます。

 

人間がこの世に生を受け、生まれながらにして

百八の煩悩を以て生まれ、その煩悩だけが、

人生観と果てる人々も少なくない。

 

私は36年間の犯罪更生者の、保護運動を実践して、

重ねる精進というものは修業を積んだ禅僧、

なのかとふと 今日、心に想う次第で御座います。

「衆生本来仏也、行住坐臥」の日々修業の中、

煩悩有るがままに、人は行えば必ずやして犯罪という、

空間に入りうるので御座います。

 

私は人を導く者として(導師也)

私自身も己の魂を切磋琢磨し、観照して参りました。

目指す更生社の、大きな大儀は人が人として、

天地の間に立ち、幸せに生きていくことが、

人間としての作務でありましょう。

 

私は犯罪更生社の 更生 幸せ に 

導く先達の求道者でなければなりません。

少林寺拳法の教え(力愛不二)と(拳禅一如)の根本的な教義として社会に役に立つ人造り

まさに社会は役に立てられる人々が多く

作出すれば社会は平和で、明るい豊かなになる。

 

その道理が、なぜか犯罪更生者は、

不条理な答えを出すものです。

いとも簡単に、私は申しておりますが、

数十年の月日の流れの中にて、参禅、鎮魂の精神と、

何のこだわりも持たず、素直な心で生きる これ悟り也(なかなか時間がかかりますわ。)

 

人間の人生の生きる過程の中に厳しさを、

教えられた次第です。(ホンマですよ)

 

浅学非才な己をここまで、辿り着いた人生の果迄修行として、不安をかんずる己に修業が足りない。(なかなかとどきまへんわ。)

 

遠い処の達観を、目指す私であり。

讃州善通寺に、粉雪舞う日、幻想的な、

私の更生社の盆栽棚の野梅が花咲いたので御座います。

 

身の締る激寒の中、美しい花を咲かせてくれました。

まだ来ぬ春を感じなし内、気高く咲いた、

更生舎の盆栽棚の 一番咲き 人生を求むる道は何か、

野梅の花咲と、重ねるる人生の生き方で御座いましょう。

 

何かの本で読んだ。

(春明けやらぬ季節に凛と咲く野梅かな)

 

日本青少年更生社更なる更生をみつめ、

願い同じく想いの、同志を得て貧者の一灯でありますが、このような私達が、犯罪のない社会に少しでも貢献できることをお手伝いと想うや 洗心洗心洗心 

と心に刻み、実践活動出発。

 

 

四国山河山中厳寒

我座臥独座悟心中

 

 

愚僧 西山 俊一郎

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コメント: 1
  • #1

    シラサワヒデキ (火曜日, 14 2月 2017 17:02)

    『「更生とは何か」甦り生れ変る』…素晴らしい

    更生=甦(る)→よみがえる。
    凄いですね、日本語の文字や音もですがそれを超えた仕組み、というか、その素の設計図案。
    「和」=ゆるしあい+みとめあいから生まれたのが日本語のような。

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